Manufacturing process

株式会社信越精密ではプラスチック成型品を製造しております。プラスチック成形とは、原料のプラスチックを成形機と呼ばれる機械で溶かして金型とい『型』に流し込み、圧力をかけて形を成形する製造方法で、世の中の様々な製品がこの方法で製造されています。

ミヤマシロチョウ等のマグネット商品は、この方法にその他いくつかのプラスチック製造業で用いられる加工方法を応用して製造しています。

①成形

molding

小型の成形機で金型に溶かした原料を流し込みます。金型に充填された原料は金型によって冷やされて固まり、金型どおりの蝶々の胴体の形状に成形されます。この蝶々の胴体に使用されている原料はポリ塩化ビニルで、一般に『塩ビ』や『ビニール』と呼ばれる物です。ソフビ人形等にも使用され、一般に広く使われている原料です。

②組立

Thermocompression bonding

成形した胴体に羽とマグネットを組み込み、熱を加えて圧着します。胴体の一部が溶けて広がる事で羽とマグネットが固定されます。本製品には超強力ネオジウム磁石を使用している為、貼り付け箇所からの脱落がしにくくなっています。

③仕上げ

completion

マグネットと羽が外れないか、しっかりくっつくか検査をしたのち、パッケージに梱包して完成。